平成27年決特委員会環境都市整備土木費 10月13日

子育てファミリー世帯への家賃助成

○ふま委員 続きまして、参考書309ページ、子育てファミリー世帯への家賃助成制度についてお伺いいたします。新婚家庭を初め、ファミリー世帯の住宅施策について伺いますが、消滅可能都市として23区中唯一本区が指摘されました。そのためには住宅問題は喫緊の課題だと思います。地価が高いため住居面積の狭さから、子どもの成長とともに住み続けたくても続けられないという現状があります。区内の良質な賃貸住宅に住みかえを希望する子育てファミリー世帯に対して、家賃の一部を助成し、居住環境の改善を図るとありますけれども、26年度は継続分51件、新規分26件、廃止分6件とあります。この廃止分とはどのようなことでしょうか。教えていただきたいと思います。

○小池住宅課長  昨年度の家賃助成の廃止分6件の内訳でございますが、5件は豊島区外への転出分でございます。また、1件につきましては基準外の転居ということで、この家賃助成については幾つか支給の要件がありまして、要件から外れてしまったために助成の打ち切りになったというものでございます。

○ふま委員  実際、家賃の助成の御相談は何件ぐらいありましたでしょうか。

○小池住宅課長  正確な統計はとっていないんですけれども、窓口で日々受ける相談を大体月平均15件前後と見ていますので、年間でも相当数な相談があるということでございます。

○ふま委員  どういう理由でこの基準を満たせず助成を受けられなかったのかも教えていただけますか。

○小池住宅課長  今回の助成の要件としまして、例えば所得の月額が26万8,000円以下である、あるいは住みかえの家賃が15万円以下であること、あるいは住みかえ後のお部屋の面積、これがお子さんの数によっても違うんですけれども、最低お2人で30平米以上であるというような支給要件がございます。

○ふま委員  さまざまなことがあるかと思いますが、先ほどもありましたけれども、採点基準水準の平米数というのは国で決められていると思います。この平米数の緩和というか、区独自で考えることは可能なんでしょうか。

○小池住宅課長  極端な話、この支給要件から外すということは、これは区の判断でできるかと思います。しかしながら、区の住宅のストックのバランスを見ますと、非常に小さなお部屋が区内にはやはり多いということがありまして、ファミリー世帯向けの住宅を今後をふやしていきたいというような区の考え方がございますので、そうしたことを勘案すると、やはり最低水準の面積を家賃助成をする上では確保していきたいと考えてございます。

○ふま委員  なかなか広いところがないのが現状ではございますが、区民住宅の20年の借上助成期間が27年3月、ことし3月より期間満了を迎える物件が出てきております。27年以降4年間のうちに団地数で88.2%、戸数で92.9%の割合で、オーナーとの契約が終了いたします。そのため空き室が増加し続けており、それに伴い、当然借り上げの賃貸料の充当額も増加しております。26年度の決算を見ても総額7億6,800万円の税金を投入しております。この期間満了による区民住宅への税投入が少なくなる分の財源を現在のファミリー世帯家賃助成の金額の上乗せや、また、助成期間については我が党の要望で5年間の期間限定よりお子様が中学を卒業するまでにしていただきましたが、目黒区や世田谷区のように18歳までにしていただけるとか、そのような助成の条件、そういうのも緩和して拡充していただくことはできるのでしょうか。区の考えをお聞かせ願えますか。

○小池住宅課長  まず、ソシエ区民住宅でございます。こちらは平成7年にファミリー世帯向けを供給していこうということで、区のほうが民間の住宅を借り上げてそこに入居させるということでスタートしているものでございます。ところが、民間の家賃とのバランス等々で空き室が非常にふえているということで、区のほうでは借り上げ期間満了20年を終了した時点でオーナーへどんどん返還していこうという考えでございます。今、ふま委員のほうからございましたように、27年度以降、今年度5棟、さらには来年度も5棟ということで大幅に住宅を返還していくということになっておりまして、それにかかる事業費も今年度の予算で言いますと、歳出ベースで6億強ありまして、それが29年度になりますと約2億ちょっとに落ちてくるわけです。ここで4億ぐらい総事業費としては削減する方向になっております。今御質問の趣旨としては、こういった財源を家賃助成等へ振りかえていくべきだというような御指摘だと理解しておりますので、他区の状況、あるいは今の要件の基準の見直し、こういったものも含めてどういうことができるのかを調査・研究していきたいと考えてございます。

○ふま委員  ありがたいことです。本当にどんどんまたその分を家賃助成のほうに使っていただけたらと思います。私も先日、子育て中のお母様とお話をしました。その中での要望の大半は住宅についてでございます。どうしても家賃が高いから、ほかの区に行かなきゃという話も結構ありました。消滅可能性都市と指摘された本区こそが本当にファミリー世帯でこの豊島区に住み続けられるように、また、そして子育て支援としてもこの住宅対策が本当に重要かと思います。どうか若い皆さんがこの豊島区に長く住めるようにしていただきますようよろしくお願いして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。