平成27年決特 文化商工・教育費(10月15日)
学校図書司書の配置
○ふまミチ委員  続きまして、参考書369ページの読書活動推進事業経費、学校図書司書の配置事業経費についてお伺いいたします。
ことしも10月27日から11月9日までが読書週間となります。私ども公明党は、子どもの読書推進のため、これまで女性委員が中心となって、読み聞かせ、ブックスタート、朝の10分間読書を3本柱として取り組んでまいりました。
2001年に公明党のリードで成立した子ども読書活動推進法により、蔵書の整備など、学校の読書環境が充実してきたのは御案内のとおりでございます。
私ども区議団も、読書は子どもの世界観を広げ、情緒を育て、自分発見による主体性をはぐくむ大きな力になるとの思いで全力で取り組んでまいりました。
これまで子どもたちの一番身近な学校図書館の重要性を訴え、23区で最低だった学校図書購入費も大幅に拡充をしていただいてまいりました。教育委員会の熱意あらわれることだと高く評価させていただいております。
そこで伺いますが、現在の小・中学校図書購入費の状況と、23区との比較についてお聞かせください。
○井上学務課長  現在の図書購入費でございますけれども、小学校で平均100万円、中学校で平均120万円でございます。
なお、23区での状況でございますが、平成26年度の決算で申し上げますと、小学校が第3位、中学校が第6位という位置につけてございます。
○ふまミチ委員  すばらしい成果だと思います。本当に御尽力に感謝いたします。学校には文部科学省が定めた公立義務教育諸学校の学校図書館に整備すべき蔵書標準として、学校図書標準というものがあります。我が党としましては、これまで図書購入費の大幅拡充とともに、古い本等は廃棄をして更新を進め、学校図書標準を達成していくよう強く要望してまいりました。
廃棄基準等もつくっていただきましたが、現在の学校図書標準の達成の状況はいかがでございましょうか。
○井上学務課長  現在の達成状況でございますけども、小学校で10校、中学校で5校でございます。
○ふまミチ委員  学校図書のデータベース化もこれまで公明党として提案してまいりました。現在、全校のデータベース化が完了したと伺っておりますが、それでよろしいのでしょうか。
○井上学務課長  図書館のデータベース化につきましては、平成25年度で全小・中学校、3カ年かけてですけれども、終了してございます。
○ふまミチ委員  では、各学校でどのように生かされているのかをお聞かせください。
○清野指導課長  各学校でシステムが入りまして、子どもたちが本を借りるときにバーコードでチェックをして、貸し出し、それから返却の記録が自動的にできるとなっております。これまで図書館司書、あるいは学校の教員が貸し出し業務をお手伝いしなきゃいけないという状況もあったんですけれども、このシステムによりまして、子どもたちや図書委員が自主的に貸し出し業務を進めることができる、あるいは蔵書の管理が非常に容易になったということで、大きな成果が出ております。
○ふまミチ委員  子どもの独自性も生まれ、すばらしいことだと思います。学校図書館の活性化を推進するため、学校司書の配置の必要性はこれまでも訴えてまいりました。その結果、平成23年度からは、4校にモデル的に配置され、平成25年度からは全校配置へと拡大されてまいりました。各小・中学校に学校司書が配置されたことによって、どのような効果があったのかお聞かせください。
○清野指導課長  1つは、本の貸し出しの数が大変飛躍的に伸びまして、2倍近くになっております。また、学校図書館の環境整備が進みまして、子どもたちが非常に本に親しみやすい環境が生まれてきたこと、また選書、それから図書の廃棄等々でも、学校図書館司書の専門性が生かされておりまして、そういった図書の質的な向上にも大きく寄与している事業となってございます。
○ふまミチ委員  2倍になったということはすごいことだと思うんですけれども、学校図書は現在、小・中学校で3週間に4日、1日6時間の配置が実施されております。一方で、朋有小学校では週4日、1日6時間の配置が実施されております。朋有小学校がモデル的に行われていることは理解しておりますけれども、同じ区立の小・中学校としてここまで違いがあるものはいかがなものと考えます。先ほど学校司書配置の効果を伺いましたが、司書の力で学校図書館は大きく再生し、読書活動も活発になります。やはり3週間に4日の配置では余りにも少ないと考えますが、ぜひ区内の小・中学校の読書環境が朋有小学校に近づけるよう、司書配置の日数の拡充を求めたいと思うのですが、天貝教育部長のお考えをぜひ聞いてきてほしいと先輩から言われておりますので、ぜひお聞かせください。
○天貝教育部長  学校図書館の重要性というのはもう認識しておりまして、これはもともと法律にも基づいております。学校図書館法という法律がありまして、そこの第6条に司書教諭を置くように努めなければならない。努力義務なんですけれども、これはうちの区も一方では寄附が、特定寄附という形で区民の方々から毎年一定の、学校に対して図書の購入ということで寄附がございます。毎年4、5件あると聞いておりまして、それはやはり区民の方々も子どもたちに読書を通じて、いろいろな社会的な学力も含めて向上を図るということが非常に要望されているのがひしひしと感じておりますので、また、学校図書の司書を設置しているのは全国でも文部科学省の調査を見ますと、小学校で約半分、中学校でも53%ということでございます。豊島区は、23区でもほとんど19区が図書館司書を置いております。そういった形で今、ふま委員がおっしゃったように、司書が本を選択する、選定するという作業は非常に重要なものでございますので、できるだけ朋有小に近づけるように頑張っていきたいと考えております。
これはやはり区民からの寄附を通した要望も感じておりますので、ぜひ実現に向けて頑張っていきたいと思います。
○ふまミチ委員  力強い御返答ありがとうございます。本当に子どもたちと顔を合わせて、1対1の対話ができるのが学校の司書だと思います。本当に学校の司書のおかげで読書の向上にもなると思います。ぜひとも御答弁のように、学校司書の配置、拡充を今後も力強く推進いただけますようお願い申し上げ、質問を終わらせていただきます。大変にありがとうございました。
○高野区長  指名されていませんけれど、学校司書という大変重要な、教育の中でも非常に重点的にやるべきだという、教育委員会が強く要望され、ぜひ司書も今言ったようにできればフルタイムで全部できる形が望ましいということを強く教育長を初め、教育委員会が言われておりますので、学校環境整備という面では行政側も力を入れてやっていかなきゃならない重要な政策と認識をしております。
さらには、学校ではやはり今一番問題になっているのは、学校図書と司書の問題と、さらにトイレの問題、これらについては教育委員会等々からもいろいろ要望をいただいておりますので、大変厳しい財政状況ですけれど、これらについても積極的な対応をしなければいけない、そんな思いをしております。
以上です。指名されませんでしたけれど、申しわけありません。
○ふまミチ委員  よくわかりました。今後ともよろしくお願いいたします。