平成28年予算委員会清掃環境土木費( 3月 3日)

街路樹管理関係経費・さくら維持

○ふまミチ委員  ふまでございます。よろしくお願いいたします。

私のほうからは、街路美化経費、公園等の維持管理経費についてお伺いいたします。街路美化事業のうち、来年度の一般財源による新規拡充分として430万円計上されておりますが、その拡充事業をお示しください。

○石井公園緑地課長  こちらにつきましてはグリーン大通りでの剪定費用を新たに入れたものでございます。

○ふまミチ委員  剪定ということで、高い木の剪定をするということなんですけれども、その街路樹の剪定に剪定士とか樹木医とかもそこに入ってくるかと思うんですが、そのようでよろしいでしょうか。

○石井公園緑地課長  先ほどちょっと説明が足りなくて申しわけございませんでした。剪定の部分が200万円ほど。それと街路樹につきましてはここのところ倒れたり、直接倒れてというところはおととしの大雪のときに1本倒れたものがございますけれども、未然に防止するための精密診断とかそういったものの費用が230万円ということで、200万円余という形でございますので、合わせて430万というものでございます。

○ふまミチ委員  よくわかりました。事故を起こさないための取り組みであるかと思いますし、また、樹木の寿命を伸ばすためにも必要な取り組みだというふうに考えております。

ところで、ソメイヨシノ発祥の地の駒込を抱える本区は、行政も区民の皆様も桜への思いはとても深いと感じております。その桜の木が最近結構弱ってきているんではないかというふうに区民の方からお声を伺います。先日も地域の公園の桜の木にキノコが発生しているので何とかしてほしいという御要望もちょうだいいたしました。そこで質問なんですが、現在区内には区で管理する桜は何本ほどあるのでしょうか。

○石井公園緑地課長  区内全域というような形ですと4,000本ほどなんですけれども、区として管理している部分がそのうち公園の部分のあたりは正確な数値ではございませんけれども、おおよそ四、五百本というような値だと思います。

○ふまミチ委員  4,000本のうち四、五百本ということは、その残りの3,500本ほどというのは個人の桜ということになるんですか。

○石井公園緑地課長   それ以外のものは、個人だったり、寺社仏閣にあったりという形かと思います。

○ふまミチ委員  では、区で管理される400本から500本の桜をどのように管理しているのかをお聞かせください。

○石井公園緑地課長  1つには、公園とか街路樹で私どものほうで管理している部分では、日常的な管理、剪定、病虫害対応、定期的な見回りを行っております。その他、保育園や学校につきましても、やはり学校の施設管理者の方が年1回とか、日常的に施設の中ですので、観察や見回りをされているというふうに伺っております。

○ふまミチ委員  豊島区にある桜の木は、おおよそ管理している桜のうち何年ぐらいたっている桜が多いのかとか、それでまた、今、診断というか、見守っていただく中で判定があると思うんですけれども、この木は危ないとかいろいろな判定があるかと思うんですが、その状況をちょっと教えていただければと思います

○石井公園緑地課長  大体植わったものというようなところですと、四、五十年たっているもの、あとは山手線の沿線の駒込、巣鴨のあたりは、そろそろ50年近くなっているかと思います。それと管理の状況でございますけれども、AランクからDランクの4ランクでの管理をしておりまして、Dランク判定になったものにつきましては危険防止のために速やかに撤去するというような対応を行ってございます。

○ふまミチ委員  そうしますと、今、豊島区の桜はAからDの間で、どのランクが一番多いのか。Dの場合はすぐ撤去するので、もうないかとは思うんですけれども、このAからCの間だと思います。ですので、ちょっとそこら辺はどんな感じになるのか教えていただければと思います。

○石井公園緑地課長  公園の中にあって剪定とか本当に根元を固められて踏まれたりしないようなAランクのものはかなり少ないという状況です。街路樹ですと、やはり根が張れるますが非常に小さい部分で生育しておりますので、現状としてはBランクのものがほとんどでございます。

○ふまミチ委員  よくわかりました。それで管理の仕方としましては、職員の方が見回ったりされると思うんですけれども、職員は桜の木のそういう講習や勉強はどういうふうにされているのか教えていただければと思います。

○石井公園緑地課長  こちらは、公園緑地課職員と現場の作業員を含めて、区のほうで、大体年1回か隔年ぐらいに、東京都の公園緑地協会から樹木医を講師として派遣いただきまして、2日間にわたり机上の講習と現場の講習、こういうようなキノコが出てきたとか、木づちでたたいて空洞が見られるぐらいの状況とかを判断するシート、カルテですね。その書き方等の講習を受けた後、日常の点検に生かしております。

○ふまミチ委員  職員の皆様がしっかり講習を受けてやっていただいているということで安心しましたが、その中でまた樹木医につなげなくてはいけないものというものがあれば、それはまたつなげていただいているかと思います。先ほども四、五十年たった桜が多いと伺いましたけれども、聞いたお話ですと、ソメイヨシノは寿命が60年だと言われているそうです。樹木の寿命は生育する環境によって大きく左右されるとも聞いておりますし、日当たり等いろいろなものがあると思うんですが、その環境をつくっているのも人だと思います。管理される方や樹木医にチェックをしていただいて見守って見続けていただけるということで、本当にいいことだなと思っておりますが、人の手が入ればどんどん寿命は伸びるかと思われます。ですので、60年ではなく70年、80年という桜もあると思いますので、その点、またしっかり見続けていただけたらというふうに思います。

横浜の戸塚区役所でボランティアの皆さんの力をかりて、桜の元気を回復させようという取り組みをされております。その有志が桜セーバーとして登録をされて活動を進めておられるそうなんですが、桜セーバーの活動としまして、平成18年から始まって、大体月に1回2時間程度行い、また、活動は一人一人が行うのではなくてグループとして行っているというふうに聞いております。その桜セーバーに登録している方たちはもともとそういう植栽とか植樹に関係している仕事の方ではなくて、専門家ではありませんけれども、そういう方が集まって桜のことをしっかり学びながら行っているというふうに伺っております。ですので初年度の立ち上げたときには、まず勉強からということで机上の勉強をされ、そして翌年からは実践に重きを置いたというふうにも聞いておりますけれども、ここでまた戸塚区では、そういった取り組みの中で本当に桜セーバーの皆様が本当に喜びを感じ、そして桜の健康になる姿を見て本当に楽しんでいるというふうに伺っております。本区でもこの行政がこのように主導して、このようなボランティアの組織づくりが可能かどうか。また、このような取り組みを本区としてどのようにお考えになるかというのをちょっとお伺いしてもよろしいでしょうか。

○石井公園緑地課長  そういうような積極的に動ける方が参加いただける取り組みが本当に望ましいんだろうと思います。私どものほうも5年ぐらい前に駒込のところでやはりソメイヨシノ発祥の地だということでソメイヨシノ研究会というのを立ち上げて、地域の方にお集まりいただきました。やはり机上の講習とか、大学の先生とかをお呼びして理論とそういうのをやった後、駒込三丁目と四丁目の区域につきましてはソメイヨシノのカルテをつくるところまでいったんですが、その後、やはり参加された方がかなり御高齢の方が多くて、やはり実践活動よりは机上の先生のお話を聞くほうがいいですということで、若干活動のほうが低下してしまって、それ以外の駒込の地域のカルテをつくるとか、それを区全体に広げるというところまではちょっと至らなかったところがございます。これは今一、二年休止しておりますけれども、今回2月の14日、バレンタインのときに駒込にある苗床の手入れを駒込小学校の児童の有志の方が七、八人おいでくださってお手伝いをいただきました。ですので、そういうような本当に若い方も含めてもう一度てこ入れをしていきたいというふうに考えております。

○ふまミチ委員  ぜひ検討していただいて、導入への取り組みをしていただけたらというふうに思っております。豊島区のシンボルも桜でございますし、このソメイヨシノブランドをフルに活用して持続発展都市へつなげていただき、力強く進めていただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。