平成28年予算委員会 文化商工・教育費 ( 3月 4日)

今後の司書の役割・有効な活用

○ふまミチ委員  学校司書の配置の効果をさまざまな今伺いました。本当に子どもたちが図書に親しみ、学校図書館の利用の活性化につながっていると感じております。その学校図書館司書さんはローテーションを組んで学校に来ていただいていると思いますけれども、この配置は固定化されているのでしょうか。

○清野指導課長  今年度につきましては、全校で総勢12名、1人がエリアマネジャーということで統括をし、残り11名で学校を割り振っております。次年度につきましては3名でローテーションして、学校を回るということになっております。

○ふまミチ委員  その3名の方というか、その回っていただける方は同じ学校に行かれるという考え方でよろしいんですね。

○山根図書館課長  来年度の体制でございますけれども、今は委託の事業者は1人が3校を掛け持ちするような形でやってございますが、図書館課の職員が行く場合は、1人1校という形で行きたいと考えてございます。それで、学校と図書館の仕事を兼務しながらやると。図書館の仕事もして、充てんしながら学校の図書館かかわると。そのような形にしたいと考えてございます。

それで、メインの職員とサブの職員を配置しまして、年休とか、そういうところをとっても欠員が生じないような形で対応したいと考えてございます。

○ふまミチ委員  そうしますと、1人の人が1つの学校ということで、同じ方が行かれるということですと、本当に人と人とのつながり、子どもと司書さんとのつながりができてきます。本当に楽しくなっていくと思います。そうしますと、相乗効果で本当に学校の図書館に行きたくなるという、そうすると、読書が好きになると考えられます。ですので、本当に固定化というのも大事にしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

来年度の継続事業として既存校に学習情報センター化の推進とありますが、この事業と司書さんのかかわりを教えていただけますか。

○清野指導課長  学習情報センターにつきましては、これまでの学校図書館が持っていた読書センターの機能とあわせて、いわゆるパソコンで調べ学習ができたり、あるいはその場で学習ができたりという学習情報センターの機能をつけ加えるというものでございます。

今日、授業等でも調べ学習、アクティブラーニングと言われます主体的、協働的な学習というのがこれからの必須の課題となっておりますので、そうした学習には、この学校図書館の活用、あるいはタブレットを活用した調べ学習というようなものが必要不可欠でございますので、学習情報センターの整備と学力向上、そしてそこに学校図書館が絡んで、豊島区の子どもたちの学力、あるいは学ぶ力がさらに相乗的に伸びていくのではないかなと期待しているところでございます。

○ふまミチ委員  ますます学校図書館司書の役割が本当に不可欠になってくるかと思います。次年度から区立図書館に勤務をしておられる非常勤職員さんが司書として配置されますので、今まで以上の効果になるなと思っております。区としてはどのようなことを望み、今後どのようにしていきたいかをお考えをお示しください。

○三田教育長  これからの21世紀の社会は間違いなく国際化、情報化ということで、情報基盤社会、こういうふうに言われておりますので、今、子どもたちがやっている図書館、あるいは学習情報センターとしての機能を最大限使って、これをツールとして情報処理能力、情報を収集したり、分析したり、その中から情報の意味をとらえて、そして自分の考えをしっかり持って物事に対応していく問題解決型、協働解決型の能力が求められている。その中で、図書館司書の果たす役割は、やはりそういうツールを多面的、多様に活用できるような、そういう能力形成の1つの応援団なると思いますが、最も大事なのは、やはりこれらを教員と一体となってやっていくということで、学校から図書館司書のほうに丸投げでよろしくと言うと、先ほどの話ではございませんが、出前発注型の子育てになってしまって、学校の先生が何も機能しない、一番大事な情報教育について、見識が、あるいは実践力が高まらないということなりますので、もうこれは一体となってやることで、そうした力をつけて、豊島の子はどこへ行ってもパソコンであろうが、図書であろうが自在に使ってミックスメディアと申しますか、そういうものを活用できるような子に育てていきたいなと、そんなふう思っております。

○ふまミチ委員  本当にすばらしい取り組みだと思っております。子どもの健全な心の成長は、豊島区のため、日本のためにもとっても大切かと思います。ぜひとも近い将来、各学校に図書館司書さんの常勤での配置を希望いたしますが、区として前向きな検討をしていただければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

以上でございます。