平成28年予算委員会 文化商工・教育費 ( 3月 4日)

教職員ストレスチェック・支援体制

○ふまミチ委員  ふまでございます。よろしくお願いいたします。私のほうからは、教職員ストレスチェック事業についてお伺いいたします。

平成27年12月に施行されました労働安全衛生法の一部を改正する法律により、ストレスチェックと面接指導を実施するとありました。

初めに、このストレスチェックの事業内容をお示しください。

○兒玉庶務課長  ストレスチェックでございますが、やはりこれは教員自身のストレスの気づきを促す、そして教員自身がセルフケア能力を高めることで、自発的に適切な対処をするとともに、働きやすい職場づくりを進めるということを目的としておりまして、メンタルヘルスの不調となることを未然に防止することが主な目的で、具体的には、パソコンでアンケート調査を行いまして、その結果、どの程度のストレスを受けているのか、そういったことを診断するという事業でございます。

○ふまミチ委員  パソコンでされるということでございますが、そうしますと、通常の健康診断を行うとかそういうことではなく、パソコンで個人的にやられるということでよろしいわけですね。

○兒玉庶務課長  実施時期はやはり健康診断とあわせて実施することになりますけれども、職員室のパソコンで、みずからそのアンケート調査に答えると。そのアンケート調査につきましては御自身しか、その結果につきましてはわからないようになってございます。

○ふまミチ委員  御自身しかわからないということで、それで、自分自身が今どうなのかということがわかるわけだと思うのですが、今ストレスを抱えておられる先生方がいらっしゃるかと思います。本当に教師の仕事というのはさまざまな人間関係や仕事の量の多さからストレスがたまりやすい職業の上位と言われております。文部科学省の調査でも求職者の56.4%が精神疾患であるという調査がありますけども、結果がありますけども、現在、豊島区では何名ほどの方が休職されているかおわかりになれば、教えていただけませんでしょうか。

○清野指導課長  今年度、現段階では9名の方が休職をとられておりますが、恐らくメンタル面での休職ではないかと思われる方は6名前後という状況でございます。

○ふまミチ委員  6名前後ということでございますが、理由はメンタル部分でもさまざまな理由があるかと思いますが、そのようなことは、区のほうというか教育委員会では把握はできないわけですよね。

○清野指導課長  休職等をとる際には、私どもは校長等から詳しく聞き取りをいたしまして、原因を把握しております。学級の指導等に起因するものや、あるいは学校の職務とは関係ないんですけれども、それ以外のことを要因とするものと、さまざまでございまして、複合的な要因から、そういった疾患に陥る方が多いという状況でございます。

○ふまミチ委員  東京都では、3カ月以上休職された方への職場復帰訓練があると聞いておりますが、そこのメニューなども教えていただきたいのと、あと、その職場復帰訓練から戻られて、今、教壇に戻られたという方もいらっしゃるかと思いますが、その状況をちょっと教えていただければと思います。

○清野指導課長  職場復帰訓練につきましては、最初は学校のほうに通う、それも例えば最初は週に2、3回、そして毎日、そして、最初のうちは午前中、徐々に勤務時間を延ばしていって丸1日、そして、授業が少しできるようになってきたという場合には模擬授業を行うなど、段階的にリハビリの訓練をしております。そういった訓練の成果があって、職場に復帰されている方もいらっしゃいますし、逆に、職場復帰訓練中にちょっとこれは厳しいということで休職が延びてしまうというようなケースもございます。

○ふまミチ委員  今、復帰訓練を受けられた方が元気に頑張っておられるところもあるかとは思うんですけれども、本当に教職員の心身ともに健康を維持するということが、児童・生徒への影響を考えても、とても不可欠だと思うんですね。

○ふまミチ委員  一個人の問題として看過せずに周囲が一丸となってサポートしていく姿勢が大切かと思います。豊島区としては、都の復帰訓練とは別にですか、どのようなサポート体制をとっているのか、またこれからとっていくのかを教えていただければと思います。

○清野指導課長  本区におきましては、学校衛生委員会というものを設置しておりまして、教職員の職場環境について協議をしたり、あるいは職場巡視をこの3年間で全校いたしまして、採光ですとか空気の状況ですか、そういったものをチェックしているという状況がございます。

また、メールですけれども、ハラスメント相談窓口というものを昨年度から設置をしておりまして、そういったことでお悩みのある方については、メールで御相談がいただける。そして、必要に応じて教育センターにいらっしゃる臨床心理士さんだったり、あるいは私どもが直接お話を伺って、メンタルケアに努める。あるいは東京都の教職員総合教育センターでは、メンタルヘルスの支援サービスというのをさまざま行っておりまして、専門家が学校を訪問して、メンタルのケアについて講義を行ったり、あるいは個別の面接を行ったりというようなことで、教職員の心の健康を保持、維持しているところでございます。

○ふまミチ委員  さまざま取り組みをしていただいていて、とてもよいことだと思うんですけれども、特にまた4月が始まりまして、来年度もまた新人の教員の方がいらっしゃるかと思います。この4月、何名ぐらいの方が着任されるのでしょうか。

○清野指導課長  現段階では、予定では小学校が30名を超える人数、中学校が10名程度という予定になってございます。

○ふまミチ委員  本当に新人のころから、いろいろと教えていただけるサポート体制というものがあれば、その新人の方たちもとても安心するのではないかと思いますが、そのようなサポート体制は何かあるでしょうか。

○清野指導課長  1つには、初任者に対しましては、初任者研修というのをしっかり義務づけておりまして、その中で、年度当初にいわゆるヘルスケア、気持ちの持ち方というんでしょうか、そういったことについて周知を図っているということが1つ。

それからあと、数はそんなに多くないんですけれども、学級経営研修生制度というのがございまして、中身としては、大学を卒業したての教員について退職をされた先生が、いわゆるサポート役として専属でつくと。そして、一緒に教室に入って子どもたちの指導に当たるというような取り組みもございます。あるいはまた学校長には、新人、学校の財産でございますので、ふま委員御指摘のように、メンタルケアについてはやはりこれまで以上に十分注意をしていかなきゃいけないということで、どういったことがポイントになるかということを年度初めの校長会等で周知徹底をしているところでございます。

○ふまミチ委員  本当に新人のときに何でも相談できる先輩がいるだけで、学校で起きるさまざまな問題、困難を乗り越えていけると思います。ですので、本当にそんなようなサポート体制が整っているのであれば、拡充をしていただけたらなと思うのですが、今30名の方のうちの新人の先生に対して育成の先生がつかれるというお話を伺いましたけれども、この先生方は何人ぐらいいらっしゃるのですか。

○清野指導課長  次年度につきましては、5名配置される予定になっております。

○ふまミチ委員  30名のうち新卒の方が30名とは限らないとは思いますけれども、5名ということですと、つく方、つかない方がいらっしゃるということでございます。この制度が本当にすばらしいと思いますので、ぜひともやっていただける先生を探していただいて、またその先生方の負担をなくしていただけてもらえたらと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。