平成29年決算委員会 議会総務費 ふま議事録 (10月11日)

知的と精神が加わった障がい者雇用

○ふまミチ委員  それでは、続きまして、障害者雇用についてお伺いいたしたいと思います。

障害をお持ちの方がその能力と適性に応じた雇用の場について地域での一員としてともに生活できるような、共生社会の実現を目指して、障害のある方の雇用対策を総合的に推進されていますが、平成30年4月1日より、障害者の法定雇用率が引き上げになりますが、現在の法定雇用率と引き上げ後の法定雇用率を教えてください。

○澤田人事課長  障害者の法定雇用率についてでございます。現行が、国、地方公共団体につきましては2.3%、30年4月1日より2.5%でございます。

○ふまミチ委員  では、本区の雇用率は他区と比べていかがなものか、教えていただければと思います。

○澤田人事課長  本区の29年の雇用率でございますが、2.61%でございます。23区全体では2.53%と聞いてございます。

○ふまミチ委員  ということは、平均より上ということでございます。ことしですけども、東京都では今年度から、受験資格に知的と精神障害の方を加えられたと思いますが、どのような結果になっているか、わかれば教えていただきたいと思います。

○澤田人事課長  御指摘のとおり、東京都では今年度から受験資格に知的、精神障害者を追加したわけでございますが、募集人数につきましては45名というところまで公表されている状況でございます。現在、1次選考が終了したところでございますが、その結果はまだ公表はされてございません。聞いているとこによりますと、約300人が受験いたしまして、受験者のうち7割が精神障害を持ってらっしゃる方、2割が身体障害者、1割が知的障害者、知的障害を持っている方と、このように聞いているところでございます。

○ふまミチ委員  300名が受験されたということでございます。そのうち、7割が精神障害の方で2割が身体、1割が知的とのことでございましたが、本当にこの7割の方、精神障害の方は待ちに待っておられたのかなというふうに思いますが、この数字をどのように分析しておられるのか教えてください。

○澤田人事課長  東京都は、昨年までは身体障害者だけを対象として障害者の採用選考を行っていました。昨年の実績としては、募集が35人に対して1次を受験された方が73人ということでございました。

今回、これに知的と精神が加わったところ、募集45人のところに300人の方が受験ということですので、まさに委員の御指摘のとおり、精神障害者、また知的障害者の方が待っていたような選考であるというぐあいに認識してございます。

○ふまミチ委員  では、本区では、この障害者のみを対象とした採用選考はされているかどうかを教えてください。

○澤田人事課長  23区につきましては、特別区人事委員会が23区共通で障害者を対象とした採用選考を実施しているとこでございます。ちなみに、今年度は33名の募集に対して63名の受験があったと、このように聞いているところでございます。

○ふまミチ委員  その障害をお持ちの本区採用の方いらっしゃるかと思うんですけども、本区採用の場合、非常勤職員さんだと思います。この非常勤職員さんの勤務時間帯などがわかれば教えてください。

○澤田人事課長  確かにチャレンジ雇用ということで非常勤職員の雇用も行っているところでございます。非常勤職員に関しましては、月16日勤務、1日6時間ということでございまして、現在は9時から、朝9時から午後4時までという勤務時間でございます。

○ふまミチ委員  わかりました。

では、この特別区の選考では、知的障害の方、精神障害の方も対象になっていたのでしょうか。

○澤田人事課長  特別区の障害者の方を対象とした選考に関しては、知的障害者、精神障害の方は現時点では対象となってございません。

○ふまミチ委員  特別区全体の話となるとちょっと難しいのかもしれませんけども、障害者を対象とした採用の対象に今後、精神障害の方、知的障害の方を加える方向になっているのかどうか、わかれば教えてください。

○澤田人事課長  これまでもこの課題につきましては議論になっていたんですけれども、受け入れる職場環境に各区で差がありまして、23区で整わなかったために現在、身体障害者のみとなっているところでございます。

現在、来年度、平成30年度に実施いたします採用選考から、受験資格に知的障害者、精神障害者を追加する方向で検討しているとこでございます。

○ふまミチ委員  東京都に倣ってということになるかとは思います。

では、本区における今後の障害者雇用をお聞かせください。東京都のように精神障害、知的障害の採用をぜひとも加えていただくということはいかがなんでしょうか。

○澤田人事課長  知的障害を持つ方、精神障害を持つ方を選考の対象に加えていくことにつきましては、これは加えていくべきだろうと考えているところでございます。

正規職員の今後の採用につきましては、本区の障害者雇用率が引き上げ後の法定雇用率2.5%、3年以内にさらに0.1%引き上げになるということでございますが、この2.6%も既に上回っていること、また特別区平均の雇用率も上回っていること等を勘案しながら、また検討させていただきたいと考えているとこでございます。

○ふまミチ委員  ぜひともよろしくお願いしたいと思っております。

これから障害者雇用をしていく中で広がっていく中で、さまざまな課題があるかと考えております。その課題とまたその区としての決意をお聞かせ願えればと思います。

○澤田人事課長  確かに課題はございます。例えば、障害の程度によっては一定の就労訓練ですとか段階的な就労時間の拡大の必要性から、常勤の雇用にそぐわないような、こういったケースも考えられます。障害者を非常勤職員として雇用して就業体験を積ませる、そして一般就労に結びつける、こういったことを目的に実施しております、先ほど出てまいりました非常勤職員のチャレンジ雇用、こういったものもございますので、さらに障害者の方の自立に向けて成果が上げられますよう、主管となります障害福祉課とも連携を強化しながら、取り組んでまいりたいと考えてございます。

○ふまミチ委員  本当にこれまでも必ずしも十分に社会参加できるような環境になかったと思います、障害者の皆様が。この障害者雇用、積極的に参加、貢献、積極的に雇用していただきたいと思っております。この人格と個性を尊重し合えるこの全員参加型の豊島区の構築を目指すためにも、ぜひ取り組んでいただきたい重要な課題であると考えておりますので、ぜひとも積極的な取り組みをお願いして、質疑を終わらせていただきます。