令和 2年予算委員会 3月12日特別会計国民健康保険会計

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【特定健診と特定保健指導】

○ふまミチ委員  よろしくお願いいたします。私のほうからは、国民健康保険会計の特定健康診査、そして特定保健指導事業経費についてお伺いをいたします。

まず初めに、現在の特定健診と特定保健指導の受診率を教えてください。

○樫原地域保健課長  現在の特定健診につきましては、受診率、30年度38.2%でございまして、過去3年間、39.1%、37.9%と、大体4割弱を推移しているというところでございます。

特定保健指導につきましては、平成30年度が24.7%、それ以前の2年間が26.6と28.2%でございますので、大体4分の1、25%前後を推移しているというところでございます。

○ふまミチ委員  それで、生活習慣病対策に早く取り組むということで、この特定健診があるかと思います。本区としましても、受診率向上に向けて、さまざまな対策をとっていただいておりますけれども、ちょっと主な取り組みをお聞かせ願えますか。

○樫原地域保健課長  一つは、対象者への受診勧奨の仕方をいろいろと考えてございまして、個別受診通知ということで、国保に入られている方につきましては、40歳以上の方については個別に通知をさせていただいて、なおかつ、年齢を区切って、特に40代、50代、それから60代もそうですけれども、現役世代をターゲットに絞って、再勧奨通知をしていると。

さらには、毎年受けていただいている方がことしはまだ受けてないとか、もしくは、ここ数年受けているんだけども、ことし受けてないという方についても、ピンポイントで、直接電話で受診の勧奨というようなことも含めてやってございます。

ただ、それ以外にもイベントで受診勧奨ですとか、いろいろやってございますけれども、必ずしもそれが全てうまく効果が出てるかというと、ちょっとまだそれほどの効果が出ていないというのは現状でございます。

○ふまミチ委員  受診勧奨を積極的に今やっていただいているということでございまして、そこには、まだまだ効果は出ていないということでございます。それ以外にもいろいろやられているかもしれませんけれども、がん検診と同時に受診をしていただいたりとか、あと健診の機会をふやすというか、やはり土日とか夜間の受診体制をやっていくとか、そういったものも、またしっかりやっていっていただけたらなと思いますが、いかがでしょうか。

○樫原地域保健課長  おっしゃるとおりでございまして、データヘルス計画の中にも記載をさせていただいてございますけれども、土日、夜間の受診につきましては、これは特定健診につきましては、基本的にかかりつけ医のところにかかっていただくというのは基本になってございますので、そこのかかりつけ医の先生が土日だとか夜間の診療をやっているということで、そこで受けられるということであれば、現在も受けられる体制になってございます。

ただ、必ずしも全ての診療所ではないということと、さらには、医療機関ですので、大々的にここだとできますよってPRするというのもちょっといろいろとございますので、その辺につきましては医師会と現在も引き続いて、受診率アップについて協議中でございます。

それ以外に、がんとの同時健診につきましても、がん検診の種類によっては、実質上、もう既に行っている場合もございます。ただ、全てのがん検診ということではございませんので、一部では実施ですが、一部では今後検討の余地があるというところでございます。

○ふまミチ委員  ぜひとも進めていただきたいと思っております。

それで、今回新規拡充事業に上げられています当日保健指導というのがございます。ちょっとこの新しい事業について教えていただけますか。

○樫原地域保健課長  今回、健診を受けに行っていただいた、いわゆる採血とかをしに行っていただいた当日に、医療機関で保健指導の対象者を判定いたしまして、即日で、その日に初回の保健指導の面接を受けていただくというものでございます。

○ふまミチ委員  では、その場で医師にやっていただくということだと思いますので、本当に病院でその当日やっていただけるというのは、とてもいいのかなというふうに思っております。

健診結果が出ないわけですよね、その血液検査とか。そういったものがないんですけれども、どういうふうな指導なのか、そして、またどういう判定をされるのか、ちょっとそこら辺のことをお聞かせ願えますか。

○樫原地域保健課長  御存じのとおり、採血をして、その結果も含めて、今までは、保健指導の対象者を抽出していたというところでございます。それによって、いわゆる積極的支援か動機づけ支援かということで判定もしていたところでございますけれども、実際にその血液の判定が出なくても、血圧だとか、それから喫煙歴があるなしとか、それから、その腹囲ですね、ウエストではなくて腹囲がどのぐらいあるかということで、大体この3要件で、その人は、大体積極的支援か、もしくは動機づけ支援かというところが判定できるんですね。ただ、最終的には、血液検査の結果によりますから、それが動機づけなのか、積極的支援なのかというのは変わってきますが、ただ、初回面接につきましては、どちらも共用できますので、内容的には、いわゆるインテーク、どういった生活習慣ですかというのを先生が聞いていただいて、どういうことを改善する必要がありますよと、どういうことができますか、どんな運動ができますかとか、どういうふうな習慣にしたいですかというのは、御本人の希望も含めて、そこでインテークの面接をしていただいて、生活一般の指導をしていただくというのが、今回の当日保健指導ということで、イメージでございます。

○ふまミチ委員  わかりました。初回は医療機関でやって、医師のもと、そういうふうに面談をしていくということでございますが、その後、3カ月後になるのかなと思うんですけれども、今度は健診センターでやられるかと思います。そのときは、お医者さんではなくて保健師や管理栄養士にやっていただくかと思いますけれども、そのとき、何をもとに面談をされるのか、ちょっと教えていただけますか。

○樫原地域保健課長  大体血液検査の結果が出るのが1カ月ぐらい後になります。その時点で、その健診のデータがそろいますので、それに基づきまして、今度は、今、豊島区全体で健診センターが一括してやってございますけれども、健診センターのほうから、その対象者に対して、もう一回アプローチをかけさせていただいて、その上で、その健診データ、血液検査のデータも含めて、そういったものも勘案しながら、その初回の面接の結果も見ながら、そこで今後、どういった生活をしていけばいいのかということで、改善とそれからプログラムについてお話をさせていただくというところでございます。

○ふまミチ委員  先ほど、受診率をお伺いしました。25%前後ということでございますけれども。今後、目標を国も掲げていますし、区の目標も決められていると思いますけれども、目標をまず、区の目標は幾つか、そして、また目標達成のために、どういうふうに何をやるかということをちょっと教えていただけますでしょうか。

○樫原地域保健課長  特定保健指導自体は、豊島区の健康プランに目標が定められてございまして、令和2年度については34%、それから令和5年度については43%というふうに決められてございまして、今回の当日保健指導を導入することによって、かなりの方に受けていただけるかなと思っていますので、大体対象者の半分ぐらいは、50%ぐらいは受けていただけるだろうというふうに見込んでございます。

ただ、国の出しています目標自体は60%ということになっていまして、これは、やはり小さい市町村とかになりますと、もうみんな顔見知りみたいな人たちばかりになって、ほとんど100%というところがいっぱいあるんですね。ですから、国のほうとしては、全国ならせば60%は無理ではないということを言っているわけなんですが、なかなか大都会ですと、そうもいかないというのもございまして。ただ、今回の当日保健指導導入によりまして、この国の目標値も、数年たてば達成できるかなというところで見込みを立ててるところでございます。

○ふまミチ委員  まとめます。この特定健康診査、また特定保健指導というのは、本当に、このままずっと受診率向上に向かって進めていただくわけですけれども、重要なのは、特定保健指導対象者の減少ということだと思います。この目標に関しても、区のほうではしっかり決められているかと思いますけれども、そこへ目指して頑張って進めていただきたいというふうに思っております。

今回の当日保健指導というのは、お忙しい方にとっては、とても便利だなというふうに思っておりますので、特定保健指導の受診率向上につながるための施策をしっかりやっていただきたい。そして、また来年度以降、その効果を期待させていただきたいと思っております。区民の健康寿命の延伸につながるこの新事業ですが、今後とも医師会との連携を密にして、区民の皆様の理解をしていただきますよう周知徹底をして、しっかりと進めていただきますことをお願いして、終了いたします。