コロナ後遺症相談窓口の設置と支援体制構築についての緊急要望
新型コロナウイルスが感染拡大し、最初の緊急事態宣言が発出されてからまもなく1年になります。
しかしながら、2回目の緊急事態宣言の再延長や感染者数の下げ止まりなど、先行き不透明な状況が続いております。
新型コロナウイルスに感染し回復したものの、強い倦怠感(だるさ)や、せき、胸や関節の痛みなど、多彩な症状が見られます。また、抜け毛や味覚・嗅覚の障害等の後遺症に苦しむ人が増えています。特に若者は、かかりつけ医がおらず、相談先が分からないとの訴えがあります。
また、社会復帰をしても体調が戻らず、会社から怠けていると思われ、気持ちの落ち込みなどで途方に暮れているとの相談も受けます。
既に区内では3千人を超える方が感染され、いまだに後遺症で苦しんでいる区民が存在する中で、SDGs未来都市として、またセーフコミュニティの観点からも、コロナ後遺症相談窓口を設置し、医師会と連携して区民に寄り添う支援体制の構築を強く要望しました。