名古屋市 市政資料館

NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」のロケ地、名古屋市 市政資料館に行ってきました。📺

ドラマの主人公・猪爪寅子のモデルとなった三淵嘉子さんは、昭和27年(1952年)に名古屋地方裁判所で、日本初の女性判事となりました。この建物で判事として活躍されたそうです。☺

大正11年(1922年)に、地方裁判所と区裁判所を含む名古屋控訴院庁舎として建設されました。全国8か所につくられた控訴院のうち、現存する最古の庁舎です。建設以来、60年近くにわたり中部地方の司法の中心として歴史を刻んできました。

昭和54年(1979年)に裁判所が新築移転しますが、その際に建物の保存が検討されました。ネオ・バロック様式を基調とした当時の官庁建築を現代に伝えるこの庁舎は、歴史的価値が高く、貴重な文化遺産であると認められました。そして、昭和59年(1984年)に国の重要文化財に指定され、永久に保存されることとなりました。

この市政資料館は、先人が残してくれたこの文化遺産を保存・管理し、公開するとともに、名古屋市の公文書・行政資料を収集・保存する公文書館としての役割も担っています。

また、建物・司法・市政という3つのテーマのもとに、近代洋風建築の姿、司法制度の変遷、名古屋市の近代化の歩みを紹介した常設展示が開設されています。

集会室と一般展示室は有料で貸出も行われていて、市民の皆様が利用されていました。
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大変に勉強になりました。豊島区の文化財活用の参考にさせていただきたいと思います。📒🖊